ランニング知識

40代からランニングを始めるなら知っておきたい食事のポイント|初心者向けガイド

40代からランニングを始める人が増えています。健康維持やダイエット、ストレス解消など、そのメリットはたくさん。

でも、

「走り始めたけど疲れが取れない」「思うように体重が減らない」

と感じていませんか?

実は、ランニングの効果を最大限に引き出すには、食事が鍵を握っています。特に40代は代謝が落ちたり筋肉が減少しやすかったりするので、栄養バランスが重要です。

私も40代になってから最初はダイエット目的でランニングを始めましたが、どんどんランニングにはまっていく中で、食事のタイミングや「どういった食べ物がランナーに最適なんだろう?」悩みました。

この記事では、40代ランナーに最適な食事のポイントを、タイミングや栄養素、おすすめの食材例とともに分かりやすく解説します。

初心者でも今日から始められる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください!

食事から快適なランニングライフをサポートしましょう!


40代ランナーは食事が重要な理由

40代になると、20代の頃とは身体が違います。40代以降は基礎代謝量が低下し、筋肉量も自然に減少しがち。これが「疲れやすい」「痩せにくい」原因です。

ランニングを始めるとエネルギー消費が増えるため、適切な栄養がないと疲労が溜まったりケガのリスクが上がったりします。

食事は、走るためのエネルギー供給と身体のメンテナンスを担う大切なパートナー。40代のランナーにとって、単に「食べる」だけでなく「何をどう摂るか」が、パフォーマンスと健康を左右します。

ランニングにおける食事の役割は3つ

  • エネルギー供給: 走るための燃料を確保。
  • 筋肉維持・回復: タンパク質でランニングによる筋肉のダメージを修復。
  • 疲労回復: ビタミンやミネラルで身体を整える。

40代は若い頃のように「食べなくても平気」とは行きません。どうしても筋肉痛が残ったり、疲労がたまりやすくなっていたりします。

食事を見直すことで、筋肉の回復、疲労回復を早めることができ、ランニングのパフォーマンスが上がり、毎日がもっと快適になります。


ランニング前後の食事タイミングと注意点

「走る前と後に何を食べるか」は、ランニングの効果を左右します。タイミングを間違えると脇腹が痛くなったり、エネルギーが切れてしまったりすることも。ポイントを整理してみましょう。

ランニング前の食事

ランニング前の食事って、意外と迷いますよね。私も最初は「空腹で走るべき?」「何か食べた方がいい?」と試行錯誤しました。大事なのは、走る時間帯や距離に合わせて調整すること。40代だと消化力も若い頃ほど強くないので、無理なく準備するのがコツです。

  • 2~3時間前: 消化に時間のかかる食事ならこのタイミング。例: ご飯と鶏胸肉、野菜。
  • 30分~1時間前: 軽い補食がおすすめ。バナナやエネルギーゼリーなど、すぐエネルギーになるもの
  • 空腹時(朝ランなど): 脂肪燃焼を狙うなら空腹がおすすめ。ただし、長時間走る場合は途中でエネルギー切れに注意。

これを意識するだけで、走り始めがグッと楽になります。

特に朝ラン派の人は、空腹で走っても大丈夫か自分の身体と相談しながら試してみてください。

脂肪燃焼も狙って、基本空腹状態で朝走ります。2時間くらい長時間走る時はジェル等で軽くエネルギー補給をして走るようにしています。

走る前は脂っこいものや食物繊維が多いものは消化に時間がかかるので避けた方が無難。お腹に食べ物が残った状態で走るのは快適じゃないし、お腹も痛くなってしまうかもしれないので、気を付けましょう。

ランニング後の食事

ランニング後の食事って、疲れた身体をどう回復させるかの鍵なんです。

40代だと疲労が溜まりやすいからこそ、タイミングを意識すると翌日の調子が全然違います。

  • 30分以内: 「ゴールデンタイム」と言われる回復のチャンス。タンパク質と炭水化物を組み合わせたものが理想。
  • 2時間以内: しっかりした食事で栄養補給。筋肉の修復を助けます。

走った直後のゴールデンタイムで何を摂るかが重要というのは、ランニング初心者なら知らない人も多いのではないでしょうか。私も走り始めてだいぶたってから知りました。

筋肉へのダメージ、疲労回復のために走った後は「ヨーグルト+はちみつ+きな粉」がおすすめ。

2時間以上長距離走ったは、アミノ酸を水で溶かして飲んでいます。


40代ランナーに必要な栄養素と食材

40代ランナーが意識すべき栄養素は、エネルギーと回復を支えるもの。ここでは、具体的な食材とともに紹介します。

栄養素役割食材例
炭水化物エネルギー源ご飯、パン、バナナ
タンパク質筋肉の修復・維持鶏胸肉、卵、豆腐
ビタミンB群エネルギー代謝を助ける豚肉、ナッツ、緑黄色野菜
マグネシウム筋肉のけいれん予防アーモンド、海藻
脂質長時間走る際のエネルギーアボカド、オリーブオイル

炭水化物は走る燃料、タンパク質は筋肉の味方。

特に40代は筋肉量が減りやすいので、タンパク質は体重1kgあたり1.2~1.6gを目安に(例: 60kgなら72~96g)。ビタミンB群やマグネシウムは疲労感を軽くしてくれます。

ランナーはエネルギーが必要なので、糖質制限はエネルギー切れになるので危険。フルマラソン前にはカーボローディングと言って積極的に炭水化物を多めに摂ることもあります。それくらい炭水化物の摂取は重要です。

脂質は「太る」と避けられがちですが、長距離ランでは重要なエネルギー源となります。持久系競技では脂質からのエネルギー供給の割合が増加し、長時間の運動を支えるとされています。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、脂質の目標量は総エネルギー摂取量の20〜30%とされており、極端に制限せず適切に摂取することが推奨されています。ランナーにとっても、バランスの取れた食事の一部として脂質を適度に摂ることが大切です。

糖質や脂質も無理に減らそうとはせず、いつも通りに食べていれば大丈夫ということ!


よくある質問と解決策

40代からランニングを始めると、食事について色んな疑問が出てきます。私も「これで合ってるのかな?」と不安になることが多かったです。例えば、走った後に食べるのが面倒だったり、ダイエットのためにちょっと食べる量を減らしてみたり。

初心者がぶつかりやすい質問と解決策をまとめました。

Q1: ランニング後すぐ食べられないときは?
A: アミノバイタルのようなジェルを持ち歩いて、移動中に摂るのがおすすめ。液体なら胃への負担も少ないです。家に戻れるなら走る前にヨーグルトを用意しておくと忙しい朝もスムーズに食べられます。

Q2: ダイエット中だけど炭水化物はOK?
A: もちろんOKです。ランニングで消費するエネルギーを補うためにも必要です。白米より玄米やオートミールを選ぶと血糖値の急上昇も防げます。

Q3: 疲れが取れないときは?
A: ビタミンB群やマグネシウム不足かも。豚肉やナッツを増やしてみてください。

ダイエット目的で走り始めたころは、少し食べる量を我慢してた時期もありました。しかしランニングを継続して徐々に基礎代謝も上がってくると、むしろ空腹でたくさん食べたくなってきます。そしてたくさん食べても太りにくい体に仕上がってきます。

美味しいものをたくさん食べても太りにくいはランナーの特権です!


まとめ:食事でランニングをもっと楽しもう

40代からランニングを始めるなら、食事とのバランスが成功の鍵。適切なタイミングで栄養を摂れば、疲れにくくなり、走るのがもっと楽しくなります。

あまり無理に減らしたり食材を選んだりといった工夫は取らなくても、いつも通りバランス良く食べていれば大丈夫です。

工夫するとすれば、走った後の30分がゴールデンタイム。そこでしっかりタンパク質やエネルギーを補給しましょう(例えばヨーグルト+はちみつ+きな粉)。

今日から食事も見直して、ランニングライフを存分に楽しんでいきましょう!

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