シューズ

    【レビュー】ミズノ ウェーブライダー28:サブ4のレベル帯ならすべてをこなせる一足!

    ランニングシューズ界で確固たる地位を築くミズノの中心的なラインナップであるウェーブライダーシリーズ。

    その最新モデルである「ウェーブライダー28」は、初心者から上級者まで幅広いランナーに愛されています。

    28作目となるウェーブライダーのテーマは

    ❝スムーズな走り❞で、もっと気軽なランを。走る距離や頻度が増えれば、ランはどんどん楽しくなる。

    この記事では、その特徴、使用感、前作との違い、そして実際に使ってみた感想を詳しくレビューします!

    ASICS GELKAYANO30の代わりにジョグ用で購入。ウォーキング、ジョギング、テンポアップ、普段履きから通勤までどのシーンでも活躍してます!

    ウェーブライダー28の基本情報

    ウェーブライダー28の主な仕様は以下の通りです。

    公式サイトはこちら

    • メーカー: ミズノ(Mizuno)
    • カテゴリー: ランニングシューズ(クッション系)
    • 用途: 長距離ランニング、ジョギング、デイリートレーニング、レース(サブ4.5~5.0)
    • 重さ: 約280g(27cm片足) ※25.5cmで実測252g
    • ドロップ: 約12mm 前足部26.5mm-踵部38.5mm
    • 価格: 16,500円(税込)
    • 足幅: 2E/スーパーワイド

    ウェーブライダー28の主な特徴

    新素材MIZUNO ENERYZY NXT搭載で快適なクッション性

    ミッドソールには、ミズノ独自の「MIZUNO ENERZY」と、より柔らかく、より反発性の高い「MIZUNO ENERYZY NXT」が搭載されています。

    MIZUNO ENERZYがソール全体の上部分にあって、その下中足部から踵に波型プレートのウエーブプレート、踵部の一番下にMIZUNO ENERYZY NXTが搭載されています。

    これにより、衝撃吸収性と反発性が向上。ランニング中の足への負担を軽減しながら、スムーズな推進力を提供します。

    触ってみると分かりますがMIZUNO ENERZYよりMIZUNO ENERZY NXTの方が柔らかく、履いてみると踵部がより柔らかい感触です。

    踵部が柔らかいこともあり、ドロップ差12mmでも無理に前傾するようか感じはしません

    波型プレート構造「MIZUNO WAVE」でスムーズな足運び

    写真の少し艶のある部分がMIZUNO独自の樹脂製ウエーブプレートMIZUNO WAVE。

    ウエーブプレートの構造により、着地時のクッション性と安定性を両立させスムーズな体重移動と足運びをサポートしています。

    踵から接地すると踵が沈み込み、ウエーブプレートのを通じて前に足が運ばれるのを感じます。

    通気性抜群のアッパー素材で一日履いても快適

    アッパーには柔らかいポリウレタン素材のエアメッシュを採用。軽量かつ柔軟性に優れており、足にぴったりフィット。さらに、ランニング中の熱や湿気を効果的に排出し、シューズ内の蒸れを抑え快適さをキープします。

    シュータン部分もしっかりとクッションがあり、靴紐のストレスを感じません。シュータン形状も丸みを帯びており、フィット感がアップしています。

    グリップ力の高いアウトソールが推進力に

    アウトソールは、耐久性の高いラバー素材X10を使用。滑りやすい路面でもしっかりとしたグリップを発揮します。

    グリップ力があるため踏み込んだ時に力のロスがなく、しっかりと前に蹴り出せる感じがします。

    アウトソールの溝も深く、長持ちするんじゃないかと期待

    踵部分のホールド感アップ

    踵の素材は薄い柔らかいものではなく、硬く堅牢な作りとなっています。また、履き口の踵部分が高めになっており、踵のホールド感を感じます。

    少し反り返るような形状となっているためスムーズに足が入りとても履きやすいです。

    インソールは好みに応じて交換可能

    インソール部分は特別クッション性の高い素材という感じではなく一般的なインソール。

    取り外しも簡単にできるため、好みのインソールがあれば交換してもいいと思います。

    ウェーブライダー28のメリット

    オールラウンドなパフォーマンス

    上級者には普段履きやジョグ用、初心者からサブ4くらいまでならジョグからレースまで幅広いレベルのランナーに対応するオールラウンドなバランスの良さが魅力です。

    どんなランナーでも持ってて損はない一足だと思います。

    長距離でも快適な履き心地

    踵から付くとよりクッション性を感じます。またウエーブプレートを介してより自然に前に走る力に変わるので、クッション性もありながら安定して前に進むことができるそんな履き心地です。

    フルマラソンでも足にダメージが蓄積しにくいだろうし、フルマラソンの後半以降、疲れてきた時でも前に進みより足への負担を軽減しながらも走り続けることができる、そんな一足なんじゃないかと感じています。

    中足部や前足部で付くとクッション性よりも直接反発性を感じて、着地した力がそのまま推進力になるのを感じます。

    デザイン性の高さ

    ウェーブライダー28は、スポーティーでスタイリッシュなデザインが特徴。

    ワイドサイズになりますが、オールブラックを選べばオフでも使いやすいし、ジャケパンなら通勤用に使っても全然違和感が無いです。

    前作ウェーブライダー27との違い

    • 反発性、クッション性の向上: 「MIZUNO ENERZY NXT」採用により、反発性が15%、クッション性が20%向上。
    • アウトソールの拡張: アウトソールラバーが中足部まで広がったため蹴り出しがよりスムーズに。
    • フィット感の向上: シュータン形状と踵部の形状変更で履き口のフィット感が向上。

    実際に履いてみた感想

    1. クッション性
      MIZUNO ENERZY NXTによる踵部の着地時の柔らかさと反発力が絶妙。柔らかすぎず硬すぎず、特にゆっくりなジョギングやウォーキングで感じることができます。長時間使用しても足に疲労がたまらない絶妙なクッション性です。
    2. 安定性
      着地のブレが少なく、走行中のフォームが安定します。また踵⇒前足部への体重移動がスムーズで軽やかに走れます。
    3. フィット感
      柔らかいアッパーが足を包み込むような感覚で、長時間履いても違和感なし。通気性が良く、夏場でも蒸れにくいのがポイントです。
    4. グリップ力
      雨の日でも滑りにくく、しっかりと地面を捉える感覚がありました。特に濡れたアスファルトでの安心感は抜群です。

    こんな人におすすめ!

    初心者ランナー

    ジョギングを始めたばかりの方でも扱いやすいクッション性と安定性が魅力です。足の負担が少ないので、無理なく走る楽しさを体感できます。普段履きにも使えますしおすすめです。

    フルマラソン サブ4を目指すランナー

    デイリートレーニングや長距離走、ペース走など、多目的に使えるシューズを探している方に最適。フルマラソンのトレーニングから本番まで一足で対応可能。長時間履いても快適なフィット感が維持されます。

    高いクッション性による足持ちの良さと安定感を重視して、1月の勝田マラソンではこのシューズでサブ4にチャレンジしようか考え中です

    総合評価:高いレベルで汎用性抜群、オールラウンドシューズ

    ミズノ ウェーブライダー28は、ランニング初心者からフルマラソンランナーまで、幅広いランナーに対応するオールラウンドなシューズです。

    クッション性、安定性、フィット感が高いレベルでまとまっており、多くのランナーにとって理想的な履き心地を提供してくれます。

    クッション性のあるジョギング用シューズに迷っている方は、ぜひ一度試してみてください!

    COMMENT

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA